明日の日銀総裁の任期切れを前に、2度目の国会同意人事の公聴会。今回は候補者の所信表明が公開で行われたほか、質疑も院内テレビで放映されました。与野党拮抗の国会情勢のおかげで、またひとつ長年の懸案が前進。国会同意が必要な人事、内閣が任命する人事というのは、それだけ国民生活に直結する重要な人事ということです。任命される人が、どのような考えをもち、どのような人柄かということは、国民の皆さんにとって重大な関心事。任命前、国会同意前の所信表明、質疑(意見聴取)は当然のことであり、それが公開されるのもまた当然のこと。昨年の参議院選挙以降、ようやく意見聴取が行われるようになり、そして今回は公開も実現しました。一歩前進。