今日はODA特別委員会。今月末のアフリカ開発会議(TICAD)、夏の洞爺湖サミットに向けて、ODAに関する国会決議を行い、政府に対して提示。その後は福田首相、高村外相、緒方貞子JICA理事長と質疑。参議院の与野党逆転によって、こうした決議案の作成や提案においても、従来以上に野党が担う責任が大きくなったというのが実感です。対決委員会ではないので、建設的な質疑が行えたと思いますが、福田首相、高村外相にはもっと踏み込んだ発言を期待していたのですが・・・。立法府と行政府の関係を正常化すること、そして、首相をはじめとした閣僚が霞ヶ関に気を使うことなく政治決断を行えるようになることが、日本の政治が成熟するための必須条件。改めて痛感しました。