標題の件についても、多くのマスコミの皆さんから取材要請を受けているものの、恐縮ですが時間的余裕が全くありません。あしからずご了承ください。私の立場でお答えできる内容は以下のとおりですから、この場でコメントさせて頂きます。
9月2日の民主党・岡田克也幹事長と河村建夫官房長官との政権引継協議を巡る会談を境に、正式に可能な範囲の実務作業が始まりました。直嶋正行政調会長の下で、政調役員と政調事務局が役割分担して作業を実施。具体的には、補正予算の執行状況調査などですが、あくまで現状把握であり、政権発足後の方針は新体制の担当閣僚や関係者の下で決定されます。
9月7日には、直嶋政調会長と財務省・丹呉泰健事務次官の間で実務作業に関する協議が行われました。以後、双方の事務方による具体的な実務作業が行われ、本日(10日)、直嶋政調会長名で、内閣総務官室に対して政権発足までに用意する資料を正式に指示。これにより、政権発足前に行える補正予算に関する実務作業は事実上終了しました。
1次補正予算への対応、来年度当初予算への対応、その他の事項は、全て新体制の下で決定されます。16日から、新しい動きがスタートします。