連日、原発事故の被災地からの様々な要請、要望があります。今日は、関東1都6県の議会議長の皆さんが、放射性物質の影響に伴う農産物や食品の出荷制限、摂食制限等に関する要請に来室。産地、消費地双方の要請を拝聴しました。風評被害の抑止、健康被害の抑止、双方のために、放射性物質に関する検査体制、モニタリング体制をしっかり運営し、暫定規制値をベンチマークとして、出荷制限・摂取制限・制限解除を的確に行うことが肝要です。そうした対応の積み重ねによって、皆さんは店頭に並んでいる商品は安心できるという消費者の皆さんの信頼感につながり、結果的に風評被害の是正にもつながります。これほど深刻な原子力災害、とくに食品や消費者への影響に直面するのは日本にとっても、世界にとっても初めての経験です。つらい道のりですが、協力し合って乗り切るしかありません。頑張りましょう。