先日、大学時代のクラスメートが28年振りに集まりました。東日本大震災でクラスメートが被災したのがきっかけです。九死に一生を得たのは釜石市のA君。文芸評論家でもあります。A君が釜石市に在住していることを知っていた大手通信社の放送事業部長T君が安否確認に奔走。3週間後に無事が確認されました。その直後から、T君の尽力でA君をクラスメートで支援しようという動きが広がり、A君を囲んで28年振りの同窓会となりました。A君にとって、生活再建はまだまだこれから。クラスメートで暖かく見守っていきたいと思います。T君は、この経緯を社内報のコラムに寄稿。テーマは「友情再建」。各方面で話題になったそうです。同様の動きが、多くの被災者の身近で起きていると思いますし、さらに広がっていくことを期待しています。日本再建は東北再建が前提あり、東北再建には被災者の生活再建、人生再建が必要です。そして、そのためには、友情再建もひと役担えるものと思います。同窓会のあと、大学時代のクラスの記念写真がメールで送られてきました。つい最近のことのように記憶が蘇ります。T君、幹事役ありがとう。A君、焦らずに、前向きに。東北、頑張れ!!