先週、福島県産の牛肉から暫定規制値を上回る放射性セシウムが検出され、この3連休は対策に腐心しています。原因となったのは、放射性セシウムに汚染された餌の稲ワラ。農水省としては、稲ワラに対する指導はしていなかったことを認めています。残念ながら、わが国は今後長きに亘って放射性物質と向き合っていかざるを得ません。それぞれの立場で注意力を十分に働かせて頂き、国民の皆さんの日常生活や食生活に対する放射性物質の影響を最小限に食い止めなくてはなりません。政府としては、最大限の注意力を払って責任を果たしつつ、生産者、流通事業者、消費者の皆さんの協力も仰がなくてはなりません。そういえば、今日は厚労副大臣とし着任してからちょうど半年。冬景色だった日比谷公園もすっかり夏の風景です。震災対応や社会保障改革に追われ、何だかもう1年以上仕事をしているような気がします。