昨日(8月10日)、社会保障と税の一体改革に関する8法案が成立しました。その中には、消費税率引上げに関する法案も含まれています。5%から10%の引上げは実額にして約13兆円。もっとも、毎年1兆円ずつ社会保障支出が増えている現状を鑑みると、支出の見直し、制度や政策の見直しをしなければ、13年後には今と同じ状況になるということです。そもそも、日本の放漫財政は、①社会資本のつくりすぎ、②社会保障の制度設計の失敗(人口増加と経済成長を前提とした甘い制度設計)が、2つの大きな原因です。今回の法案成立によって改革の緒についたとは言えますが、本番はこれから。引き続き頑張ります。
法案審議を横目に、7月から8月にかけては、日本再生戦略のとりまとめ、来年度予算の概算要求基準の策定などに追われていました。お盆が明けると概算要求のとりまとめも本格化します。今日(8月11日)の国会は静寂に包まれていますが、来週後半からはまた喧噪が戻ります。
この間、7月28日、29日は、毎年恒例のサマーキャンプ。夜は久し振りにゆっくりと国政報告をさせていただきました。皆さん、ご参加ありがとうございました。