2月4日、あまりよく眠れないまま朝を迎え、大使館からレク(説明)を受け、まずは日本のODAで教室が建設された小学校を訪問。生徒と先生の歓待を受け、恐縮しました。その後、財務大臣、計画大臣、及び、中央アフリカ6ヵ国の共通通貨(FCFA=セーファーフラン)を発行・管理している中央銀行副総裁と面談。日本のODAが有効に活用されるために、インフラ建設だけではなく、教育や保健分野に重点を置いた対応を期待したいこと、安定した通貨制度が経済発展のための前提であること、などについて意見交換。その後、ヤウンデで日本の青年海外協力隊員の皆さんと懇談の後、夕方から海岸線のクリビという町に移動。車で延々3時間強。両側はずっとジャングル。さすがアフリカ。この間、僕の荷物がパリで発見され、ホッとひと息。でも、いつ届くのでしょうか。クリビでは、日本のODAで建設した漁業センター(翌日の視察案件)の管理運営・指導に当たっている青年海外協力隊員・江川君から現地のヒアリングをかねて夕食会。海老が美味でした。因みに、カメルーンは「海老」という意味。1472年、ポルトガルの船乗りが海岸線から川の上流にかけて無数の海老が泳いでいることに驚いて、この地をカメルーンと命名。