今日は朝から財金部門と金融対策チームの合同会議。昨年秋以来の民主党としての金融危機対策に関して、関係当局がどのように対応しているかのフォローアップです。対応できている点、検討中の点、未対応の点、いろいろありますが、関係当局はそれなりに真摯に対応していると思います。政治は全体像と方向性を示し、行政は専門的にそれを具体化し、実践するという、政治と行政の「健全な関係」、「司(つかさ)々の役割分担」こそが、今の日本の統治システムに欠けている点、あるいは弱体化している点です。それを補強し、再構築するためには、現在の政府与党がそれに取り組むか、現在の政府与党の取り組みが不十分であれば、国民の皆さんが選挙によって政権交代を選択し、新しい政府与党がその仕事に取り組むことになります。選択の時期は刻一刻と迫っています。