今日は財政金融委員会での平成21年度予算関連法案の締め括り総括質疑。予算関連の専門的な質疑のみを行いたいと思っていましたが、当日朝刊で平田財務副大臣の大臣規範違反の株取引の事実が報道されたため、大久保議員、大門議員に続いて事実確認を行う必要に迫られました。事実確認にとどめるつもりでしたが、その過程で、財務副大臣の証券取引や大臣規範に対する不適切な認識が表面化。議会審議は政府(行政)と国会、及び与野党間の信頼関係の上に成り立っていますので、委員会の所管事項(今回は証券取引)について不適切な認識を持っている閣僚の下では審議できないという展開となりました。結局、ご自身の進退は後刻明らかにするという前提で審議は終了。その後、副大臣は辞任されました。今国会は、財政金融委員会を担当する財務大臣、副大臣が相次いで辞任する異例の事態です。