前回の入力は3月20日。2週間が経過しましたが、その間、思い出せないぐらいの過密日程が続いています。しかし、被災地の現状、被災された皆さんのご苦労を考えると、それでも時間が足りません。さらに頑張ります。4月2日は初めて現地入りできました。最初に視察、お見舞いに伺ったのは釜石市。野田市長に案内して頂いて慰問に伺ったのは釜石小学校。被災直後から、地元の自治会、防災組織、小学校、市役所等が連携し、自主的かつ円滑に避難所の運営が行われていることに感服しました。とくに、防災組織の構成、役割分担が機能的かつ明確に確立しており、日頃からの備えとともに、地域の絆(きずな)が如何に重要であるかということも痛感しました。まさしく「備えあれば、憂いなし」です。厳しい環境の中でも、避難所の運営が円滑に行われることは、政府の災害対策の重要なサポートにもなっています。釜石市大渡町内会長の荻野哲郎さんはじめ、避難所の皆さんに、心から敬意を表します。その後、大只越集会所も伺ったのち、建物が使用不能となった釜石ハローワークの状況を確認。随行した岩手労働局長とも協議をしましたが、この建物で業務を再開するのは困難であり、代替施設を早急に確保する必要があります。その後、盛岡市に入って岩手県庁で達増知事とも意見交換。岩手県庁の皆さんも、達増知事の下、一丸となって対応してくれていることと思います。被災者の皆さんのため、被災地の復旧に向けて、ともに全力で頑張りましょう。