前日の釜石市に続いて、3日は宮古市を慰問。まずは宮古ハローワークに伺い、職員の皆さんの活動に謝意を表するとともに、今後、地元の雇用と仕事の再生に向けて、一丸となって頑張る旨、お互いに決意を新たにしました。その後、山本市長の案内で、宮古小学校、鍬ヶ崎小学校の避難所を慰問。釜石市と同様に、厳しい環境の中でも、お互いに協力、協調して避難所の運営が行われていました。前日に続いて、東北地方の皆さんの我慢強さ、忍耐力、地域の絆の強さを目の当たりにして、本当に頭の下がる思いです。自衛隊の皆さんも、校庭で炊きだし対応。ありがとうございます。鍬ヶ崎小学校の目の前は、漁港に面した被災地。津波の破壊力の凄まじさに驚くばかりであるとともに、地域の雇用と仕事の再生のためには、相当思い切った対策を講じる必要があることを強く認識しました。関係省庁と協議し、全力を尽くします。帰路の飛行機の中から、福島第一原子力発電所が遠くに見えました。上空から見ると、20キロ、30キロという距離は決して遠い距離ではありません。住民の皆さんの安全のために、万全を期さなくてはなりません。花巻空港では、新潟県長岡市長と遭遇。全国市長会として支援に入っていたそうです。日本全体で被災地を支えていかなくてはなりません。東京に戻り、夜は役所で打ち合わせ。担当職員の皆さんも毎週のように日曜出勤。ご苦労様です。