前夜遅くに到着したので、朝になって初めてアジスアベバの風景と一望。午前中は陸路を3時間ほど南下した農業試験場を視察。日本のODAで農産物の増産や農民の生活向上を目指すFRGプロジェクトです。日本のJICAの指導員の皆さんに話を聞いた後、牛の品種改良やタマネギ生産に取り組んでいる農家を訪問。午後は陸路を引き返し、アジスアベバ近郊の水技術センターを視察。やはり日本のODAで井戸掘削技術の普及に努めていましたが、対象者はアフリカ全土から集合。エチオピアの大地は19世紀以降、緑地面積が激減していることから、農業と水に関する支援の重要性は理解できます。夜は駒野大使公邸で現地在住の日本の皆さんと懇談会。それぞれの立場での奮闘振りを伺い、たいへん参考になりました。